10代のみなさんに向けたおすすめの本をテーマ別にご紹介します!
気になる本があったら、表紙をクリック!
食べる!
『コイモ』 小熊 香奈子/著 辰巳出版 2026年 |
| 里芋そっくりだった泥まみれの子猫に人生を変えられた日本画家・小熊香奈子の初画集。食卓の焼き魚を狙ったり、飼い主のカーディガンの上に陣取ったり...。庭で咲いた花々や漁港にあがった魚、野菜や果物などのざらつきや瑞々しさがリアルに表現されたスケッチも多数収録されています。猫と食べものが織りなす日常の何気ない、けれどたまらなく愛おしい瞬間が描かれた一冊です。 |
『食堂かたつむり』 小川 糸/著 ポプラ社 2008年 |
| 山あいの農村にひっそりとたたずむ「食堂かたつむり」は一風変わったお店です。1日1組限定で、一人ひとりの要望を聞き取って振る舞う料理はその日限り。オーダーメイドの一品がお客様の心と体にちょっとした奇跡を起こします。聞いたことがない食材や食べたことがない料理がたくさん出てきますが、どれもおいしそうで、一度この食堂を訪れてみたくなります。 |
|
『ランチのアッコちゃん』 柚木 麻子/著 双葉社 2013年
|
|
食べることをきっかけに気持ちが少しずつ前向きになっていく4編の連作短編集です。1週間のランチ交換や移動販売の温かいポトフなど、おいしい料理と人との出会いを通して登場人物たちの心がゆっくり変わっていきます。悩みを抱えた主人公たちの背中を押し、明日へ一歩踏み出す元気をくれる作品です。
|
『わるい食べもの』 千早 茜/著 ホーム社 集英社(発売) 2018年 |
| 「香り」シリーズの著者による初のエッセイ。食に対する並々ならぬ情熱と凄まじい執着がそこかしこにちりばめられています。泣ける映画「グラディエーター」は著者にとって"パンを投げる映画"であり、いま流行りのおしゃれフード「キヌア」は"鳩のエサ"である。他にも偏屈じじいを自称するに相応しい繊細すぎる短編の数々。オススメは「モンバサのウニ」。これだけでもぜひ読んでほしいです。 |
|
『戦場のコックたち』 深緑 野分/著 東京創元社 2015年
|
| 舞台は第二次世界大戦の最前線。19歳のティムは銃とナイフ、そしてフライパンを手に戦場を駆け抜けながらコック兵として料理を振る舞います。個性豊かな戦友たちとの何気ない会話や食事、ときには非日常における「日常的な謎」を解き明かすミステリが面白く、長編ながらあっという間に読めてしまいます。特殊な環境での食について考えさせられる一冊です。 |
夜をたしなむ
『よるのばけもの』 住野 よる/著 双葉社 2016年 |
| 夜になると化け物の体になる僕。ある日、忘れ物をとりに夜の学校に忍び込み、そこで変わり者のクラスメイトに遭遇します。彼女は「夜休み」と称して教室で過ごしていたのでした。昼の教室では話さない相手と昼間には言わないことを言い合う様子がなんだか羨ましく、もしも違う自分になれたらこんなことをしてみたいなどと、つい空想してしまいます。 |
『この夏の星を見る』 辻村 深月/著 KADOKAWA 2023年 |
| 2020年コロナ渦の日本。中高生たちは登校や部活動が制限され、日々複雑な思いを抱え過ごしていました。そんな中、東京・茨城・長崎の中高生たちがリモートで日本各地同時に天体観測を行う「スターキャッチコンテスト」を開催します。星を見ることを通して全国の見知らぬ仲間との交流を図る姿は、人とのつながりの大切さや温かさ、青春の尊さを教えてくれます。 |
『月まで三キロ』 伊与原 新/著 新潮社 2018年 |
| 死に場所を探してタクシーに乗った男を運転手は山奥へと誘う--。表題作「月まで三キロ」を含む6編の短編小説集です。天文、気象、地質など、地球惑星科学という学問を修めた著者ならではの自然科学の知見が上手く物語に織り込まれ、人生につまずいた人たちの癒しとなっています。読後の心は温かく、少し前向きな気持ちにさせてくれる一冊です。 |
|
『プラネタリウム解説員が本気で伝えたい星座と星めぐり』 永田 美絵 ほか/著 中央公論新社 2024年
|
| コスモプラネタリウム渋谷へ行かれたことはありますか?渋谷駅から徒歩5分、渋谷区文化総合センター大和田の12階にあります。こちらのプラネタリウムの解説員8名による星と星座のおはなし。春夏秋冬、いろいろな季節の夜空の楽しみ方を教えてもらえます。夜空を見上げてほっこりしてみたくなる、そんな一冊です。 |
|
『図書館のお夜食』 原田 ひ香/著 ポプラ社 2023年
|
| 東京の郊外にある「夜の図書館」。そこは普通の図書館と異なり、開館時間は夜7時から12時まで、亡くなった作家の蔵書が集められた、本の博物館のような図書館です。そこで働くことになった乙葉は同僚や利用者と交流を深めていきます。乙葉たちの楽しみは本に登場する食べ物を再現したまかないご飯。実際に食べてみたくなる、そしてそのモデルの本も読んでみたくなる、おいしそうなご飯がたくさん登場する作品です。 |
過去のおすすめ本
ティーンズ向けおすすめ本(2024年冬号)
ティーンズ向けおすすめ本(2025年春号)
ティーンズ向けおすすめ本(2025年夏号)
ティーンズ向けおすすめ本(2025年秋号)
ティーンズ向けおすすめ本(2025年冬号)
ティーンズ向けおすすめ本(2026年春号)
ティーンズ向けおすすめ本(2026年夏号)