10代のみなさんに向けたおすすめの本をテーマ別にご紹介します。
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進化!
『もしも恐竜と話せたら』 |
「恐竜の物語を書く小説家になりたい」という夢をもつ主人公・冬島くん。ひょんなことから"人類の大先輩である恐竜たち"と会話をすることに! 恐竜の基本知識と世の中を生き抜くためのヒントをフランクに語ってくれます。くすっと笑いながら、色々な進化について考察できる一冊です。 |
『黄金の村のゆず物語』 |
今では料理にデザートにと家庭でもなじみのあるゆずですが、1960年代、高度経済成長期の日本ではあまり知られていない存在でした。そんなゆずを全国的に有名にした立役者がいました。自然豊かな徳島県を舞台に、難しいゆずの栽培に挑んだ人々を描いたノンフィクション。 |
『ココロノナカノノノ』 |
生まれる前に双子の妹・野乃を亡くし、今も心の中にいる野乃を大切な存在として思い続けている寧音が、自分の気持ちに正直に向き合い、答えを見つけていく物語。友達や家族との関係を大切にしながら、現実や変化を受け入れようと模索する主人公の成長に、とても清々しい気持ちになれる一冊です。 |
モヤモヤしたときに
『ヤングタイマーズのお悩み相談室』 石川 宏千花/作 くもん出版 2024年 |
俳優とミュージシャンの二人が中学生のお悩みを聞くラジオ番組。真剣に考えたり雑談に逸れたり、二人のゆるいトークに完全解決ではなくとも、リスナーの中学生たちは自分の悩みに対して違う考え方ができて...。何かモヤモヤしている時にこの物語を読んでみると、少しだけ心が軽くなるかもしれません。ラジオで紹介されている音楽も素敵な曲ばかりなので、ぜひ調べて聴いてみてください。 |
『子どもお悩み相談会』 角田 光代/著 高野 秀行/著 髙橋 秀実/著 津村 記久子/著 東 直子/著 町田 康/著 三浦 しをん/著 中央公論新社 2022年 |
人の悩みに大きいも小さいもないけれど、どんなことだって悩み始めたらモヤモヤするもの。「学校・勉強への本音」「友だち付き合いのモヤモヤ」「めんどくさい星人」など、気になる悩みの項目から、ぱらっと中をのぞいてみよう。小説家でもこんなことで悩むとはなど、意外な発見ができますよ。 |
『星野道夫』 星野 直子/監修 平凡社 2016年 |
星野道夫は高校2年生の時に、アルバイトで貯めたお金で一人北米へ向かい、約40日間の旅をします。この本には、その後アラスカの地で暮らし、自然と深く向き合うことで、自身の世界を広げていったことが、残された手紙や写真と共に紹介されています。今いる場所が全てではないことが感じられる、新しいことに一歩踏み出したい人におすすめの一冊です。 |