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渋谷の川筋をたどってみる一冊

 

渋谷の地形は俗に一川五台地二十谷といわれ、武蔵野台地が渋谷川とその支流によって開析されてできあがっています。区内の高低差が35mほどにもなる深い谷を刻んだ渋谷川も、今ではほとんどが谷筋の底に暗渠となって隠れ、あるいはキャットストリート呼ばれる道の下に埋もれています。
川としての姿はわずかに渋谷駅南側の稲荷橋から下流に流れを見せるにとどめ、港区境の天現寺橋までを渋谷川その先は古川と名を変えて東京湾にそそぎ込みます。唱歌「春の小川」の舞台となった清冽な流れや、時には氾濫することもあったほどの水量を誇った渋谷川が現代の都市河川に変貌していく様を明かしてくれるのは・・・

 

『「春の小川」はなぜ消えたか』

この1冊:『「春の小川」はなぜ消えたか 渋谷川にみる都市河川の歴史』(田原光泰/著 之潮 2011)

「春の小川」として渋谷川支流の河骨川が「サラサラ」と流れていた自然の川の時代から、渋谷が近代化する中で「下水」としての役割から「下水道」に取り込まれていく都市河川として変貌する姿を、長年の調査に基づき解説しています。第2部では天現寺橋から渋谷川を遡り流域の遷り変りを記しています。付録の「渋谷川とその支流」地図では今は暗渠となって見ることのできない流れの姿を確かめることができます。渋谷川研究の基本図書です。

「春の小川」はなぜ消えたか 書影

渋谷川関係資料紹介

渋谷区郷土博物館特別展図録『「春の小川」の流れた街・渋谷』は多くの図版を掲げています。渋谷川の水源から河口までを多くの証言をまじえて辿る『あるく渋谷川入門』、渋谷川の水源であった区内に数多くあった湧水池の所在地を探る『渋谷の湧水池』などがあります。