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渋谷を著した文学に親しむ一冊

 

与謝野鉄幹・晶子夫妻が文学活動の拠点とした東京新詩社が渋谷村に移ってきたのは明治34年(1901)、その地は今では道玄坂裏の繁華な場所になっています。田山花袋が『東京の三十年』に明治の渋谷を、国木田独歩が渋谷に残る『武蔵野』を描いたように、渋谷は近代にいたって、数々の文学者が住まいし、また作品に取り上げられる機会の多かった地域です。
現代においてはさらに多くの作家が都市としての渋谷と関わりを持ち、様々なジャンルの文学作品に取り上げています。そうした作品の1ページを切り取って紹介しているのが・・・

 

『新渋谷の文学』

この1冊:『新渋谷の文学』(渋谷区教育委員会 2005)

渋谷の文学については昭和53年(1978)に『渋谷の文学』が刊行されており、区の郷土博物館・文学館の開設を機にこの『新渋谷の文学』が新たに編纂されました。前作からこの30年間の17人の現代作品を加え、近世以降の200余りに及ぶ作品をその舞台となる時代別に配列して、作家・作品と渋谷とのかかわりを紹介しています。巻末には「渋谷文学散歩案内」を53年版から再掲しており、付録として「渋谷の文学地図」があり、昭和前期までに住した文学者の36の居住場所を記しています。

『新渋谷の文学』の目次を見る

新渋谷の文学 書影

渋谷区文学関連資料紹介

昭和53年刊行の『渋谷の文学』では区内に居住し区内を描いた40人の作家と作品、区内に住まなかったが渋谷を描いた40人の作家と作品などに区分しています。また、巻末には江戸時代の作品で渋谷を描いたものを掲載しています。ほかに松濤美術館展示図録『渋谷と文学 区所蔵文学資料』、『渋谷区文学地図』、『与謝野寛・晶子年譜』などがあり、また渋谷に関わる文学作品も地域資料として集めています。


東京新詩社跡

『新渋谷の文学』の目次

発刊にあたって

一 現代の渋谷の文学

  • (1) 昭和四〇~六〇年代 渋谷の文学
  • (2) 平成期 渋谷の文学

二 江戸から昭和の渋谷の文学学

  • (1) 江戸時代 渋谷の文学
  • (2) 明治期 渋谷の文学
  • (3) 大正期 渋谷の文学
  • (4) 昭和期Ⅰ 渋谷の文学
  • (5) 昭和期Ⅱ 渋谷の文学

三 渋谷文学散歩案内

四 関連書籍情報

五 作家・作品細目

あとがき

渋谷文学地図(折り込み)

 

五 作家・作品細目

一-(1) 昭和四〇~六〇年代

柴田 翔贈る言葉
稲垣 きくの春燈
平岩 弓枝女の顔
作品と私のこと
代々木野の歴史
福永 武彦古書漫筆
遠藤 周作楽天大将
あかるく、楽しい原宿
丸谷 才一だらだら坂
武田 泰淳笑い男の散歩
山口 洋子恵比寿アメリカ橋
国崎 望久太郎秋雪
田中 康夫なんとなくクリスタル
渡辺 淳一もう一つの顔
加賀 乙彦炎都
吉増 剛造渚にて
寺山 修司ロング・グッドバイ
大庭 みな子浦島草
伊東 昌輝合格祈願
神作 光一秋の信濃路
風に鳴る絵馬
未来都市
冴え返る日
潮光
 

一-(2)平成期

花村 萬月渋谷ルシファー
よしもと(吉本)ばななハチ公の最後の恋人
松井 亜美イノセントワールド
村上 龍ラブ&ポップ-トパーズ2-
星野 智幸嫐嬲
阿部 和重インディヴィジュアル・プロジェクション
高橋 源一郎私生活
菊地 秀行八つ裂きジャック
ヒキタ クニオ凶気の桜
田ロ ランディモザイク
瀬名 秀明虹の天象儀
山田 正紀渋谷一夜物語
矢作 俊彦ららら科学の子
吉村 達也トンネル
家田 荘子渋谷チルドレン
大沢 在昌心では重すぎる
福谷 修渋谷怪談
 

二-(1)江戸時代

斎藤幸雄・幸孝・幸成江戸名所図会
間宮土信ほか新編武蔵国風土記稿
伴 信友風土記考
初代二代雪成俳諧觹
花屋 久次郎俳諧種おろし
六樹園ほか狂歌江戸砂子集
天明老人内匠狂歌江都名所図会
柄井 川柳俳風柳多留
浅井 了意江戸名所記
大浄 敬順遊歴雑記
村尾 正靖嘉陵紀行
山崎 美成世田谷紀行
高木 健夫東京の顔
小林 恭二宇田川心中
柴田 錬三郎眠狂四郎無頼控
池波 正太郎初孫命名
 

二-(2)明治期

国木田 独歩欺かざるの記
わかれ
武蔵野
田山 花袋東京の三十年
少女病
東京近郊一日の行楽
平福 百穂寒竹
徳冨 蘆花富士
徳富 愛子蘆花と共に
清水 橘村青服
柳田 国男武蔵野の昔
与謝野 晶子短歌
渋谷にて
千駄ヶ谷に住みて
母の文
明るみへ
千駄ヶ谷
与謝野 鉄幹赤裸裸歌
夏草
石川 啄木啄木日記
前田 夕暮明治回想記
馬場 孤蝶秋日散策
相馬 黒光黙移
白柳 秀湖駅夫日記
花田 比露思渋谷仮寓
山路 愛山北村透谷を懐ふ
吉川 英治忘れ残りの記
岡田 八千代
生田 葵山都会
岡田 美知代ある女の手紙
小山内 薫不思議
泉 鏡花小春
中 勘助郊外その一
中村 光夫贋の偶像
奥野 信太郎道玄坂附近
 

二-(3)大正期 渋谷の文学

北原 白秋 桐の花
白南風
小島 政二郎緑の騎士
斎藤 茂吉        赤光
あらたま
暁紅
寒雲
つきかげ
百穂画伯追憶雑記
百穂画伯とアララギ
癡人の随筆
日記
鈴木 三重吉 
書簡
永井 荷風  日和下駄
矢はずぐさ
断腸亭日乗
江馬 修 一作家の歩み
暗礁
藤田 佳世  大正・渋谷道玄坂
渋谷道玄坂
古泉 千樫屋上の土
白石 実三武蔵野巡礼
島本 赤彦太虗集
今井 邦子短歌
宇野 浩二 苦の世界
一途の道
正富 汪洋転居
四賀 光子藤の実
久米 正雄空華
藤澤 古実 国原
短歌
小林 勇惜櫟荘主人
白鳥 省吾明治神宮参拝
有馬 頼義山の手暮色
小山 正孝感泣旅行覚え書
秋庭 俊彦渋谷から三軒茶屋まで
高田 浪吉  川波
わが歌の遍歴
家竝
青野 季吉大震災とその犠牲
戸川 幸夫忠犬像紳士録
岡 麓  庭苔
朝雲
涌井
釈 迢空春のことぶれ
竹久 夢二出帆
平林 たい子嘲る
大岡 昇平 幼年
少年-ある自伝の試み
高浜 虚子 明治神宮初詣
雑詠
吉田 一穂代々木風景
森 鷗外 渋江抽斎
金貨
高野 辰之春の小川
葛西 善蔵子をつれて
土田 耕平  青杉
土田耕平日記
斑雪
竹尾 忠吉八衢
林 芙美子放浪記
 

二-(4) 昭和期Ⅰ

加藤 周一羊の歌-わが回想-
北 杜夫楡家の人びと
梶浦 正之汝は詩人か夜盗か
壺井 繁治激流の魚・壺井繁治自伝
中野 重治空想家とシナリオ
萩原 朔太郎虚無の歌
中原 中也干物
広津 和郎神経病時代
風雨強かるべし
滝井 孝作欲呆け
中村 草田男火の島
田中 英光オリムポスの果実
町 春草諸芸の瞬間
江戸川 乱歩吸血鬼
神西 清樹木とQ氏
永井荷風
宮脇 俊三昭和八年渋谷驛
臼田 亜浪亜浪句碑
寺田 寅彦橡の実
谷崎 潤一郎細雪
徳田 秋声仮装人物
石川 淳白描
三島 由紀夫奔馬
渋谷-東京の顔
渋谷-暮の顔
横光 利一旅愁
坂上 弘幼年暦日
冬の日
奥野 健男文学における原風景
杉浦 翠子日の黒点-敗戦百首歌集
壺井 栄朝靄
渋谷道玄坂
 

二-(5) 昭和期Ⅱ

丸岡 明 野の花
幼年時代
椎名 麟三邂逅
丹羽 文雄恋文
志賀 直哉 今度のすまひ
熱海と東京
阿川 弘之志賀直哉
浅田 次郎椿山課長の七日間
石坂 洋次郎丘は花ざかり
久世 光彦女神
獅子 文六娘と私
小川 敬士 これでもオメデタイか
見ず知らずの女
山本 一力ワシントンハイツの旋風
曽野 綾子孤独な娘たち
井上 靖昨日と明日の間
鮎川 信夫事実証明書
石川 達三望みなきに非ず